2023年05月のことば

自分は自分の主人公 光いっぱいの自分にしていく責任者

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 プロ野球が開幕してひと月経ちました。北海道日本ハムファイターズは北広島に出来た新球場をホームグランドに戦っていますがなかなか思うような成績を残せていないですね。せっかく新しい球場をホームグランドにした事だし頑張って欲しいですね。新しく出来たエスコンフィールド北海道は野球を観戦する事はもとより、『北海道ボールパークFビレッジ』の名前の通り、観る食べる遊ぶ体験するショッピングに宿泊まで出来るスペースになっていて、とにかく楽しい場所なだけにファイターズには頑張って欲しい。強くなければ足が向かなくなってしまいます。惜しい悔しい残念な試合を減らすには、ここでタイムリーヒットを打てる代打の切り札がいてくれればと思う事があります。野球は駆け引きで流れが大きく変わる事があるだけに切り札は必要ですね。しかし代打のスペシャリストは誰にでも出来る役割ではありません。そこで私の代わりはいるかなと考えてみます。寺の住職や保育所の理事長という私の役職の代わりはすぐに探す事が出来ます。しかし、私という人格を変わる事が出来る人は私しかいません。誰も変わる事ができない私という存在。自分が自分の主人公であって代役がききません。変わりがいないのだから、自分に責任を持たなければいけないですね。輝かせるのか曇らせるのか熟成させるのか腐らせるのか。自分次第でどんな風にでもなれます。そうなってくると自分の舵取りって難しいですね。どっちの方向へ進めばいいんだろうか。今の自分の姿はどんな状態、状況だろうか。しっかりと光があたって自分の姿が見えていないと、どこをどう輝かすのか、どんな自分を歩んでいくのか。例えば人生という舞台上のどの位置に立ってスポットライトを当てれば光いっぱいに輝けるだろうか。企画・演出・主演の全てが自分という舞台。その舞台を創り上げる責任者。さだまさしさんの曲に「主人公」という曲があります。昔を懐かしく振り返り輝いていた自分に出会う。もしもあの時ああしていたならばと自身の選択を振り返る。けれども自分で選んだ道だから今の人生を悲しむつもりはないし、自分で責任を取らなければ誰も責任は取ってくれない。誰もがみな主人公なんだと歌っています。今までいくつもの取捨選択を繰り返しながら暮らしてきました。誰も変わってくれない私の人生の主人公で演出家の私は、自分を光り輝かせるためにこれまで多くの人生の選択をしてきました。光のない舞台だと私の姿は周りの人に見えないし、自分が舞台のどこに立っているのかもわかりません。光がなければ舞台でどんな主人公を演じても輝きはしません。私を照らしてくれる人生の光に常に照らされていることに、主人公であり演出家でもある私は責任を持たなければ。 なんまんだぶ

今月のことばについて

「今月のことば」の挿絵とタイトルは、株式会社探究社および株式会社法蔵館で発行している
「ほのぼのカレンダー」から引用させていただいております。

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