2022年05月のことば

草も木も いのちを 輝かせながら伸びていく

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 先日とっても嬉しい出来事がありました。昨年から保育所保護者OB&OGと現役の保護者会役員有志で準備をしてきた、成長して着られなくなった子ども服をリユースしようという取り組みが、多くの方々の子ども服提供で先月初めて開催できました。初めての事でいろいろな課題も見つかりましたが、来てくださった方に喜んでもらえた素敵なイベントでした。次回はもっと素敵な子ども服交換会が開催できそうです。もったいないの思いから保護者の皆さんが取り組んでくださっているお陰です。その元保護者会役員さんが読書感想文表彰作品の冊子を見せてくださいました。その方の三年生になる卒園児の読書感想文が大きく載っていました。「どこからきたの?おべんとう」という本の感想文でした。彼は小麦アレルギーのために給食ではなく母親手作りのお弁当を学校に持って行っている子です。お弁当がキーワードになりその本を読んだようです。お弁当が出来までの様々な食材にどれだけの人のおかげがあるのかを学んだようです。その中でお米のことについては保育所の時に稲作体験をしていたので全て自分の知っている通りのことが書いたあったそうです。田植えや稲刈りの大変さ、脱穀をしたらお米が少ししか穫れないということも。そして保育所で長くてよく意味のわからなかった「多くのいのちとみなさまのおかげによりこのごちそうをめぐまれました。深くご恩をよろこびありがたくいただきます」と食前のことばを言っていたけれど、その本を読んだことで『いただきます』の本当の意味がわかり、これからはこの長い「食前のことば」を頭にうかべながら、毎日のお弁当をいただきたいと締めくくっていました。いただきますの言葉の意味をわかってくれたことが嬉しくて、お陰様に気づいてくれたことが嬉しくて、保育所を始めて本当に良かったと実感したできごとでした。余りに嬉しかったので、子ども服交換会の取材に来ていた新聞記者さんに読書感想文で表彰され冊子に載った子がいるんだよと情報提供しました。後日取材を受けて新聞に載る。との事だったので、これを読まれる頃には新聞でご覧になった方もおられるでしょう。全てのものにいのちがあり、すべてのものがそのいのちを輝かせながら生きている。そのいのちをいただきながら私は生かされている事に気付くことの大切さ。影となりひなたとなりながら多くの支えによって生かされている。お陰様の中で生かされているわたしのいのち。そのいのちに目覚めることの大切さを知ることにより、いのちの輝きを見せ成長してくれている卒園児の姿。その姿に感動し、感謝し、思わず涙が出そうになるくらい嬉しかった。子どもたちに恥じないように、いのちを輝かせて人としてわたしも成長しなければ。
     なんまんだぶ
今月のことばについて

「今月のことば」の挿絵とタイトルは、株式会社探究社および株式会社法蔵館で発行している
「ほのぼのカレンダー」から引用させていただいております。

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